2013年12月3日火曜日

LED cube パート2

Arduinoを用いた4×4×4のLED cubeについての投稿です。

今回はキューブの組み立て方です。

LED Cube 4x4x4を参考にしてます。



サイズが4×4×4なので、合計64個のLEDを使用してキューブをつくります。

LEDには2本の足があって、+側(anode アノード)から-側(cathode カソード)に電気を通さないと光りません。アノードのほうが長くつくられていて見分けやすくなっています。



まず、LEDの2本の足のうち短い方(カソード)を90度曲げます。


根本のあたりをピンセットでつまんで



ぐにっと(この画像のLEDは長い足が奥側、短い足が手前側にきてます)



この過程を16回やります。(一気に64個分やってもいいです)

これで1階層分のLEDが用意できるので、次ははんだづけをするためキレイに並べます。並べるために、段ボールと定規を使います。
参考にしたサイトでは木の土台を使っていましたが、段ボールでも十分でしょう。







私の場合は2.2mmの幅で交点が16個できるよう線をひいて、交点にキリで穴をあけました。

ちょうど3mmのLEDがすっぽりはまったので、こんな感じで並べていきます。

まずはカソードをはんだづけするので、カソードが少し重なるように幅は調整してください。





角はこんな感じで並べます。






16個並べたところです。はみ出す1辺があるのと、3辺足りない部分ができますが、この時点ではこれでOKです。


重なったカソードをはんだづけします。カソードがアノードに接触しないように注意しましょう。

足りない3辺の部分がないと、強度が足りず触れるとぐにゃぐにゃしてしまうので、適当なもので橋渡ししてつないでおきます。私は抵抗の両端を切り取ってはんだづけしました。

端っこにはみ出たカソードは、適当にニッパーで切り取りましょう



すると、こうなります。





これを、4つつくります。







はみ出ている1辺は、不要なものなのでいつ切り取ってもいいです。
私は段ボールの型を甘くつくってしまい多少歪んでいたので、歪みを合わせて組み立てるための目印として残してあります。

次は、アノードをつなげます。
1階層分を型に設置して、その上にもう1階層分をはんだづけしていきます。
とりあえず4角を最初にはんだづけすると楽だと思います。
この時、下に設置するものがキューブにしたとき上の層となるので、キレイなものを選ぶとよいでしょう。







2階層分を2つ作ってから、真ん中部分をはんだづけしてもよいですが、1階層ずつ積み上げていったほうが、細かな歪みなどを調整しやすいと思います。
歪みを調整する際は、アノードやカソードの部分を支点にしないよう気を付けましょう。全体を持つか、発光体の部分を持たないと、歪みを調整する際に支点がぐにゃっといきます。(何回もやりました)






これで、キューブは組みあがりました。

次は、キューブの足元の16本のアノードを基板に挿したり、4階層分のカソードと抵抗をそれぞれつないだりします。

今回はここまで。